ミルラ(没薬=もつやく)はミルラノキ属の樹木から分泌された樹脂で、イエス・キリスト生誕時に東方の三博士が奉げた三つの贈り物のうちの一つです。殺菌作用があり遺体の防腐処理に使われたため、ミイラの語源にもなりました。古代エジプトでは日没に焚くお香キフィの調合に使われたり鎮静薬、鎮痛薬としても使用されたようです。東洋においては 砕いて線香や抹香に使用されていました。フランキンセンス同様、甘さと樹脂系特有のウッディーさを持ち合わせています。
【ご注意】
想像以上に燃え上がり、炎があがります。香皿を利用し、付近に可燃物を置かないようご利用ください。